SwiftUIで作る高機能メモアプリ

はじめに

今回ご紹介するのは、SwiftUIを用いて開発した高機能メモアプリです。このアプリは、シンプルなメモ機能に加え、タグ管理、添付ファイル、音声メモ、クラウド同期機能などを備えています。

アプリの主な機能

1. メモの作成・編集・削除

メモの作成は非常に簡単で、テキストを入力するだけでなく、写真や音声、PDFなどの添付ファイルを追加することもできます。また、タグを設定することで、後からメモを簡単に検索できるようになっています。

2. 添付ファイルのプレビュー

メモには、画像、PDF、音声ファイル、動画などを添付可能です。添付されたファイルは、アプリ内で直接プレビューできるため、他のアプリを開くことなく内容を確認できます。

3. クラウド同期機能(CloudKit)

CloudKitを利用することで、メモをiCloudに保存し、異なるデバイス間で同期できます。これにより、iPhoneやiPadで作成したメモを、別のデバイスでも簡単に閲覧・編集できるようになります。

4. タグ管理と検索

タグを活用することで、メモをカテゴリごとに整理し、検索機能を利用して素早く必要なメモを見つけることができます。

5. お気に入り機能

よく使用するメモを「お気に入り」に登録することで、リストの上位に固定表示することができます。

6. 削除済みメモの管理

誤って削除したメモも、一定期間(30日間)は「ゴミ箱」に残るため、必要に応じて復元できます。

7. 直感的なユーザーインターフェース

  • ダークモード対応: アプリのテーマカラーを変更可能。
  • 手動&自動ソート: メモの並び順を手動または自動で調整可能。
  • ハプティックフィードバック: ボタンを押した際の振動で操作感を向上。

技術的なポイント

SwiftUIとCombineの活用

本アプリでは、SwiftUIとCombineを組み合わせることで、リアルタイムなデータの更新を実現しています。@Publishedを利用して、メモの状態を管理し、変更が即座にUIに反映されるよう設計しています。

CloudKitによるデータ同期

CloudKitのCKRecordを用いて、メモデータをiCloudに保存しています。これにより、ユーザーは複数のデバイス間でシームレスにメモを共有できます。

Face ID/Touch IDによるセキュリティ強化

メモのセキュリティを強化するため、Face IDやTouch IDを用いた認証機能を導入しています。これにより、プライバシーを守りつつ、安全にメモを管理できます。

PDFKitによるPDFプレビュー

PDFの添付ファイルをアプリ内で直接開けるよう、PDFKitを利用しています。パスワード付きのPDFも、アプリ内で開くことが可能です。

まとめ

このメモアプリは、シンプルなUIながらも、便利な機能を多数搭載しています。CloudKitを活用したデータ同期、添付ファイルのプレビュー、Face ID認証など、利便性とセキュリティの両面で優れた設計になっています。

SwiftUIと最新のiOS技術を活かしたこのアプリを、ぜひお試しください!

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